インプラントについて

人は永久歯を失うと残念ながら二度と生え変わってきません。im1.jpg
そのため、今までは「入れ歯」などを用いるしかその部分を補う方法はありませんでした。

しかし「入れ歯」は、固いものがうまく噛めない、発音がおかしい、また長く使っている間に合わなくなり、ガタついくるなど多くの問題がありました。このように歯を失ってお悩みの方に「インプラント治療」をお勧めしております。第1の歯が天然歯、第2の歯がブリッジや取り外しの入れ歯なら、インプラント治療は第3の歯と伝われる新しい治療法です
歯が抜けてしまった場所へ人工の歯根を埋めて天然の歯と同様の機能を再現することが可能となります。

当院では世界中に広く認められているアストラゼネカ社(スウェーデン)アストラテックインプラントを使用しています。
アストラテックインプラントの研究開発責任者であるStig Hansson工学博士は、近代インプラントのブローネマルクインプラントの研究、質の向上に努力し、その後、周囲の歯肉炎症を起こしにくく、従来のインプラントよりはるかに良く骨と結合し、骨吸収を起こしにくい非常にバランスの良いアストラテックインプラントシステムを完成させ、インプラントの成功率を非常に向上させました。

現在、アストラテックインプラントはスウェーデンの大学病院で公式採用されています。Astra Techインプラントを使用した一回法の研究の予備的なデータはとても見とおしの明るい結果になっています。

アストラテックインプラントを選ぶもう一つの理由は症例によって治療に一回法も二回法も、どちらも選べるのです。一回法は治療期間が短く、二回法は2次手術の際に軟組織の修正が可能です。私は、Astra Techインプラントのこのような柔軟性を評価しています。




一回法と二回法の違い

インプラント治療には、一回法と二回法があります。

 

一回法

二回法

特徴と手術方法の違い 1次手術でインプラント埋入とアバットメントの取り付けを同時に行う方法です。

安静期間を経て型取りを行い、上部構造の作製・取り付けを行います。
1次手術でインプラントを埋入し、安静期間を経て、2次手術でアバットメントを取り付けます。

2次手術の後に型取りを行い、上部構造の作製・取り付けを行います。
手術の
決め方
十分な骨の高さと厚さで、骨移植の必要もない上に埋入した状態が好ましく、インプラント上部を露出させたままでも、骨との結合に問題がない場合。 骨の量が不足していて骨移植などの治療が必要な場合や、歯周組織を失っている場合、また、結合が未完了の状態でインプラントが受ける衝撃などにより、感染の恐れがある場合。

二回法は、より万全な手術方法ですが、一回法であっても失敗するケースはほとんどありません。
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